かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

一刀両断(いっとうりょうだん)

f:id:KAERUSAN:20170502150454j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 今回は一刀両断(いっとうりょうだん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain バッサリやることでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 物事をすばやく処理・決断すること。です。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain 別に相手をやっつけなくてもいいんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 一太刀(ひとたち)で、対象を二つに切る、という言葉ですから、一刀は一回で、両断は二つに切るってことです。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain 速さが大切なんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain そうですね、現代中国では、古い関係を思い切って断つ、と言う意味で使うそうですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain おお、それこそ、一刀両断だね。腐れ縁を断つ。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain この言葉を書いた朱子は、やるべき事をやるときは食事も忘れて、何かに打ちこみ、楽しむ時は憂いを忘れ心から楽しむ、孔子の生き方を一刀両断の生き方だ、と言ったそうです。竹を割ったような生き方、と言うことですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154607g:plain なんか全然ちがうじゃん!四字熟語って漢字のイメージで意味が変ったり増えていくよね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 確かにそうですね。

 

f:id:KAERUSAN:20160927154557g:plain 出典は「朱子語類」でした。